1995年7月,石ノ森先生と市長との懇談を皮切りに,石巻市ではマンガを活かした夢のある街づくりを進めるための「石巻マンガランド構想」を策定することになりました。
地元の有志も,この構想に対し,将来の地域活性化策としての有望性を感じ,また,石ノ森先生の想いの灯火絶やすまじと,1998年3月市民ボランティア団体として 「マンガランド構想をみんなで広げる会」を発足させました。
同会は,「石ノ森萬画館の早期実現」のために,あらゆる活動を行ってきました。石ノ森先生を偲ぶ会や石巻ストリートフェスティバル,石ノ森萬画空想祭等,多くのイベントを開催したほか,市長に「石巻マンガランド 構想」の早期実現要望書を25000人の署名を添え提出するなど,彼らの精力的な活動は,まさに萬画館の完成を1歩1歩近づけるものでありました。
また,1998年4月には,日本発のマンガジャパンオリジナルグッズのアンテナショップとして,「持ち込みカフェ ・墨汁一滴」をマンガジャパンの強力な支援の元オー プンするまでに至ります。
萬画館からほど近い「橋どおり」のほぼ中央に位置する店の名付け親は水島新司先生で,看板ロゴは矢口高雄先生の書きおろしということで,現在でも日本全国から多数のお客様を迎えながらマンガランド構想の情報発信基地としての役割を果たしています。
このような中で,官民一体となったマンガランド構想の推進と,より広い市民の参加を求めるため,1999年10月,「マンガを活かしたまちづくり事業推進協議会」が設立されました。同協議会に「広げる会」の熱意と行動力を受け継ぎ,現在もエネルギッシュに活動を続けております。