田柄貝塚は標高約25mの小丘陵上及び斜面にあり、
貝塚が3カ所確認されている面積4万Fの大きな遺跡です。
昭和54年に1万1000Fが発掘調査され、南斜面の貝塚を
中心として多くの遺物が出土しました。
特に貝塚部分の調査は、貝層の土をすべて採取し、
1ミリメッシュのふるいによって水洗いし、遺物を取り上げる
画期的な方法で行なわれました。この方法により、
イワシの骨のような小さいものまで採取することができました。
また、石器の材質や植物の花粉などの科学分析も行われ、
縄文時代の地域の自然環境及び人々の暮らしをより
深く知ることができる多くの情報が報告されています。