考古万華鏡


歯牙垂飾(しがすいしょく) (2004/4/5No172)

サメやイノシシ、オオカミ、クマなどの歯および牙(犬歯)の
歯根部に穿孔して垂飾としたもの。
牙製のものはその形状から牙製勾玉とも呼びます。

縄文後、晩期に盛行し、特にサメ菌を素材とした製品は弥生時代、
オホーツク文化期にも出土例が知られています。
その分布は、もっとも利用頻度の高かったと思われれる猪牙製品では
東北・関東・東海・北陸・九州の各地方におよびます。
たんなる装身具ではなく、狩猟生活に関係した呪術的意義をもつものと
考えられています。

左側3点がイノシシで右側はめずらしいシカの垂飾品


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