考古万華鏡


阿蘇熔岩(あそようがん)(2004/3/8No169)

九州中部に産出する安山岩質熔結凝灰岩。阿蘇火山の
噴出物で、黒灰色を呈し、軟質で加工が容易です。

古墳時代中・後期の九州に特徴的な石人・石馬のほか
同地方の石棺・石障・石枕・横穴式石室壁材にも
用いられました。さらに九州のみならず、岡山県造山古墳の
長持形石棺、香川県室本丸山古墳の舟形石棺、
京都府茶臼山の舟形石棺など、瀬戸内・近畿の古墳の
石棺材としても使用されており、被葬者の出自や
生前の交渉の深さを示唆しています。


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