考古万華鏡


銅鏡 その6(2002/6/24:No83)

明光鏡(めいこうきょう)

別名を照明鏡ともいいます。9〜12.5センチの径を持ちます。
縁は素文で厚めで、この縁に沿って、斜めに走る櫛歯文があります。
そして銘帯があり、再び櫛歯文でそれをかこんでいます。
さらに内行花文が付されます。中央には、半球形の鈕があります。
この鏡の分析結果は、銅67.22%錫24.88%鉛4.75%です。
日本では福岡県峯遺跡、佐賀県三津永田遺跡、長崎県対馬の櫛遺跡などで
出土しています。


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