考古万華鏡


武士の晴着 よろいの秘密 (2001/06/25:No34)

かぶととよろいは身を守るためと弓を射るための、
さまざまな工夫がされていました。
又、武士にとってよろいは身を守ると同時に、
戦いで自分をアピールするための重要な武具でした。

・よろいで矢は本当に防げたか
大よろいは鉄板や牛の皮を使って作られているので、
矢も通さないし、刃でも切れないほどです。

・重そうだが大丈夫
大よろいは、馬に乗って弓矢で戦うために作られました。
大よろいを着ると鉄の箱の中に入っているようです。
かぶととよろいをあわせた重さは、約20〜30kg
他に太刀や弓など、いろいろ持ったので大変な重さでした。
でも馬に乗っていれば馬に重さがかかるから意外に
軽く感じたようです。

・かぶとの上に開いてる穴は何の為
かぶとの穴は大きい物で5cmくらいです。
髪を伸ばし、まげを結ってえぼしをかぶりますが、
そのままかぶとをかぶり、えぼしごと穴から出して固定しました。
髪とえぼしはクッションにもなっています。


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