石巻市教育委員会では、昨年の8月から11月にかけて
沼津貝塚の発掘調査を行っていました。
その結果、大量の製塩土器の破片や焦げた石、石組み遺構・製塩と
関連がありそうな黄色い硬質の固まり等が見つかりました。
(科学分析の鑑定中)
縄文太郎も11月の半ば頃、発掘担当者に発掘現場を
一通り案内して頂きました。
製塩土器は石巻地方では鳴瀬町の里浜貝塚についで2例目となります。
里浜貝塚から出土した製塩土器も拝見した事がありますが、
一般の土器との区別が難しく、縄文太郎は今でもよく分かりません。
石組みの中に石棒のような石も混じっていましたが、
石棒なのか自然石なのかはっきりしていません。
また、南側の低地から焦げた部分があるくい状の木製品も発見されました。
沼津貝塚からは、製塩土器は出土していましたが、
今回の調査で縄文時代の※汀線(ていせん)ではないかと思われ、
塩づくりも行っていた製塩遺跡の可能性が非常に高いと思われます。
今後の科学的調査の結果が待たれる所です。
※汀線…海水面と陸地との境目の線
