お寺と聞くと京都や奈良地方を思い浮かべる人がおおいと思いますが、
実は私達の身近な所で毎日のように見ているお寺があります。
それは、10円玉に描かれている建物です。
このお寺は、京都府宇治市にある
平等院鳳凰堂(びょうどういんほうおうどう)といいます。
平等院は藤原道長の子・頼通(よりみち)が別荘として建てました。
当時の人々は、死んだら極楽浄土という仏様が見守る
安らかな世界に行くことを望んでいました。
それを再現したのが平等院といわれています。
屋根には、鳳凰という中国の伝説の鳥の像が向かい合って立っています。
また建物を正面や上から見ると翼を広げたように見えます。
平等院のある宇治市は何度も戦乱の舞台になりました。
平等院も何度か戦火にさらされましたが、鳳凰堂だけは一度も焼けることなく残りました。
現在は当時の姿を復元しようと発掘調査が行われています。
平安時代の庭園が復活するのは2005年頃の予定です。
ちなみに1994年にユネスコの世界文化遺産に選ばれました。